プロフェッショナルとしての精神

2007/10/01

仕事柄、たくさんの上場企業とミーティングの場を設けています。

強固な競争優位性を築いている会社は、経営陣が誠実でオープンという印象。

会社としてはあまり聞かれたくない質問にも、言葉を濁すことは少なく、こちらの質問に真摯に対応する姿勢があります。

誠実なディスクロージャーにより、説明責任(アカウンタビリティー)を果たそうという意識が感じられます。


もちろん、ミーティングでのヒアリング内容を鵜呑みにするのではなく、本当にそうなのか?という職業的懐疑心の保持は、我々にとって非常に重要です。

プロフェッショナルの資質として、独立性・第三者性を維持する精神が必要と考えています。

それは、医師であれ、弁護士であれ、会計士であれ、プロフェッショナルと呼ばれる人間は誰しも同じではないでしょうか。


経営者も、株主から経営を委任されたプロフェッショナルという意味で、同じ資質が求められます。

多くのステークホルダーに囲まれる中での経営判断は、一方を立てれば一方が立たない、という非常に困難な舵取りです。

その舵取りを行ってゆくには、ぶれない軸と柔軟なスタンスが必要であり、それを支えるプロフェッショナルとしての精神の必要性を感じます。


投資家として会社に訪問する際に、まず経営者の資質を見極めるのはこのためです。

それは、企業価値を大きく作用する重要なファクターです。


(関連エントリー「経営者の誠実性」http://www.ma-investment.com/archives/2007/04/post_68.html


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