10年ぶりに、2期連続のプラス

2007/6/06

需給ギャップが2期連続でプラス(需要超過)となったもようです。

内閣府が5月28日に公表した試算値によると、2007年1-3月期の需給ギャップはプラス0.7%でした。

プラス幅は1992年4-6月以来、約15年ぶりの大きさで、2.4半期ぶりの超過は1996年10-12月から1997年1-3月以来となります。


需給ギャップとは、日本経済の実際の需要と潜在的な供給力の差を示す指標で、国内の労働力や工場設備を平均的に使った潜在的なGDP供給力と実際のGDPを比べたものです。

プラス(需要超過)となると、物価が上がりやすいことを意味します。

CPI(消費者物価指数)などはまだ力強さを欠くものの、物価が継続的に下落するデフレに逆戻りする可能性は後退したといえそうです。

現在は、旺盛な新興国需要に対応している外需型銘柄が堅調ですが、デフレ懸念の後退により内需型銘柄にも波及するのは時間の問題と思われます。


一方で、日銀の利上げには注意が必要です。

日銀は、需給ギャップのプラス基調は利上げを進める上での判断材料と見ています。

大方の意見では、参院選後の秋口に追加利上げが実施されるとの見方が一般的ですが、需給ギャップの改善が追加利上げに前向きな発言を繰り返している福井総裁の後押しとなり、早期に追加利上げが実施される可能性があります。


利上げが為替や不動産市況等に与える影響を含め、今後の株価動向を見極めることが必要です。


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[6.M&A投資法] 投稿者 MA投資 : 15:02

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