USENのリエンジニアリング、子会社がMBOで独立

2007/5/22

USEN子会社のギャガ・クロスメディア・マーケティングが経営陣による企業買収(MBO)を実施しました。

ギャガは、映像関連の出版やCS(通信衛星)放送を手掛け、映画雑誌発行のキネマ旬報社をもっています。

余談ですが、雑誌「キネマ旬報」はクロウト好みの映画好きが愛読する、正統派の映画雑誌。

特に、最近復活している邦画に関する情報では群を抜いています。


そのような優良なコンテンツを有する同社が、なぜMBOに踏み切ったのか。

それは、USEN傘下ということでグループの映画配給会社との取引が多く、他の配給会社との取引が制限されていた現状を打破し、企業価値を高めることを目的としてます。


以前から、幾度となく取り上げているMBO。

(関連エントリー「ダヴィンチ、MBOの阻止に成功」⇒http://www.ma-investment.com/archives/2007/05/mbo.html

経営者の利益相反が問題となる場合もありますが、日本企業は傘下に優良な資産を抱えたグループ会社がたくさんあり、それらの資産を効率的に活用し企業価値を高めるためのMBOは、株主の立場からも歓迎すべきM&Aといえます。

実際にUSENとギャガのケースでは、資金需要が逼迫しているUSENと自社独自の企業価値を高めたいギャガとの思惑が一致し、Win-Winのディールだなという印象です。


ここのところ株価の低迷が続いているUSENですが、リエンジニアリング(事業の再構築)が進展することにより、再度の成長ステージに上がることが期待されます。


ちなみに、USENのCFO(最高財務責任者)は公認会計士であり、MA投資戦略チームのメンバーとも面識があります。

非常にエネルギッシュな方なので、今後のUSENの改革にもその財務的手腕を存分に発揮されると期待しています。

他のブログと信憑性を比較!(人気ブログRanking)

[2.銘柄に関する洞察] 投稿者 MA投資 : 13:29

この記事のトラックバックURL
http://www.ma-investment.com/archives/2007/05/usenmbo.html

≪ HOYA、TOBでペンタックスを子会社化 | Main | M&Aにプーリング法を適用 ≫


アブラハム・プライベートバンク株式会社
公式サイト
他のブログと信憑性を比較(人気BlogRanking)

カテゴリー

Amazon.co.jpでベストセラー第1位
『富裕層はなぜ、YUCASEE(ゆかし)に入るのか』(高岡壮一郎 著/幻冬舎)

アイコンをご利用のRSSツールにドラッグ&ドロップすると、簡単に登録が可能です。

最近の記事

ブログに関するご意見ご要望

このブログに関してご意見、ご要望がございましたら、以下のフォームからご連絡ください。
※推奨銘柄についてのご質問は、お応え出来かねますのでご了承ください。

関連リンク

富裕層のための資産運用~YUCASEEマネー~

ヘッジファンド