MBOへの対抗TOB
2007/5/08
市場の主役は、相変わらずM&Aがさらっています。
とりわけ注目を集めているのが、ダヴィンチ・アドバイザーズのテーオーシーに対するTOB(株式公開買付)提案。
テーオーシーは、4月9日にMBO(経営陣による企業買収)を発表し、1株800円でTOBを実施中であり、ダヴィンチはこれに対して「不動産の含み益がTOB価格に反映されていない」と主張し、4月25日にテーオーシーのTOB価格を38%上回る1,100円での対抗TOBを発表しました。
MBOへの対抗TOBは、日本で初めてのこと。
そもそも、MBOは経営者が「安く買いたい買収者」と「高く売る義務を負う取締役」を兼ねており、利益相反問題が起こりやすい取引。
実際、牛角やampmを展開するレックスのMBOに対して少数株主から差止請求があり、議論を呼びました。
テーオーシーの取締役会は、MBOに賛成する意見をあらためて表明しました。
取締役の役割は、経営者の業務執行を監視することにあり、善管注意義務・忠実義務を負っています。
今回のテーオーシーの取締役会の決定は、果たしてその義務を遂行した結果なのか疑問が残るとともに、TOBの期限が11日に迫る中、今後の展開が注目されます。
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http://www.ma-investment.com/archives/2007/05/mbotob.html
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