不動産大手5社、過去最高益を更新
不動産大手5社が、そろって過去最高益を更新しました。
利益の拡大のけん引役は、オフィスビルの賃貸事業。
今期(08年3月期)も、オフィスビルの新規開業や賃料値上げ効果で全社が経常増益を見込んでいます。
そのような結果を受け、三井不動産はPER=40倍程度、三菱地所に至ってはなんとPER=60倍以上まで株価が上昇しています。
バブル崩壊後、有利子負債の削減を最優先課題として取り組んできた不動産大手は、地価上昇を背景に積極経営に転換。
潤沢な営業キャッシュフローを上回る水準で不動産を取得しており、有利子負債が再び拡大基調にあります。
日本の不動産に注目しているのは、大手不動産会社だけではありません。
海外の投資家も、日本の不動産への投資を拡大しています。
米不動産サービス大手のラサールによると、2006年の海外投資家による不動産取得額は前年の約3.3倍に膨らんだもよう。
地価上昇への期待に加え、低金利下での良好な資金調達状況が追い風となっているようです。
同様に、不動産ファンドも攻勢を強めています。
以前、ある大手不動産ファンド運営会社の社長とのスモール・ミーティングに参加したところ、「不動産マーケットの優良案件獲得競争は激化しており、競合は海外投資家となる場面が格段に増えた」と語っていました。
不動産ファンドに対しては当局の引き締めが厳しくなっており、このような状況が嫌気されてか、株価も軟調に推移している状況が続いています。
注目度が高い不動産関連銘柄。
MA投資でもフォローを続けており、経営陣とのスモールミーティングやインタビューを繰り返しつつ、今度の動向をウォッチしています。
(関連エントリー「外資系投資銀行の不動産投資」⇒http://www.ma-investment.com/archives/2007/02/post_52.html
http://www.ma-investment.com/archives/2007/05/5.html
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