大投資家とは -T・ロウ・プライス編-
第一回のウォーレン・バフェットに続き、「大投資家とは」の第二回では、T・ロウ・プライスを取り上げます。
「T・ロウ・プライス」は、ミスター成長株と言われた大投資家です。
彼の口癖は、「顧客のためにいい仕事をすれば、必ず報われる」でした。
これは、MA投資戦略チームが大切にしている言葉でもあります。
ロウ・プライスの理論は、『成長を約束された肥沃な土地』を探し出し、そこで発見した成長株を長期に渡って保有するのがベストだ、というものです。
ここでいう成長株・成長企業とは、「景気の主循環のピークの度に一株あたり利益を更新してきた会社で、かつ今後も景気循環のピークの度に利益水準を更新する見込みのある会社」のことです。
いい換えれば、ロウ・プライスの投資戦略とは、高成長企業の中から最優良企業を発掘して、成長が続く限り保有し続ける、というものです。
では、プライスが指摘する成長企業とは、どのような条件を満たしている企業でしょうか。
① 商品の研究開発力と市場の開拓力に優れていること
② 激しい競争にさらされていないこと
③ 政府の規制から比較的自由な業種であること
④ 総人件費が低いが、一人当たりの報酬は高水準であること
⑤ 売上高利益率が高水準で推移し、一株あたり利益が急速に伸びている一方で、投下資本利益率が10%以上であること
また、ロウ・プライスは優良企業を支えている性質として、以下の特質を挙げています。
① 優秀な経営者
② 傑出した研究開発
③ 特許
④ しっかりした財務内容
⑤ 好立地
このような条件を満たす企業は、まさにブルーチップ(優良銘柄)といえるのではないでしょうか。
過去の偉大な投資家から学ぶことは、現代の投資環境下においても非常に意味があります。
これからも、我々が学んだ偉大な投資家の思考を、皆さんと共有してゆきたいと考えております。
シリーズ「大投資家とは」、第3回も楽しみにお待ち下さい。
http://www.ma-investment.com/archives/2007/03/post_60.html
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