Welcome Back, Japan 「デフレ戦争に勝った」 /MA投資3月号発表!
【MA投資の株式投資 http://ma-investment.jp/】からのご提案
-----------(MA投資 会員様向けメールより抜粋)------------
MA投資です。
量的緩和が解除され、金利上昇懸念が高まると日本では言われており一部の個人投資家は、金利上昇⇒株安というセンチメンタルに陥りがちです。
そこで、MA投資の見方を以下、記します。ご参考まで。
■ まず、Wall Street紙 の見方はどうでしょうか?
マネーの世界は日本国内で閉じてはいません。
日本は鎖国しているわけではなく、グローバル経済の一部です。
以下2つの記事をご覧ください。
■ 結論から言えば、【デフレ終了】宣言が世界に織り込まれたと言えます。
日本は、「7年間続いたデフレとの戦争に勝った!」
a seven-year battle against deflation has been won のです。
デフレが終われば、その国の株は上がると言えます。
[title] Welcome Back, Japan
The Wall Street Journal, Mar 14, 2006
How can higher rates be stimulative?
When actual rates aren't rising as fast as the neutral -- or market clearing -- rate. As Japan grows, demand for loans and the usefulness of money are likely to rise faster than interest rates. Already, interest rates are below the inflation rate. The yen's recent weakness is one market-based indicator of this easing.
The huge stock of dormant yen currency -- the equivalent of $6,550 per capita (versus $2,325 in the U.S.) -- will mobilize, becoming more productive, less idle, as rates rise and cash hoarding declines. As in the U.S., the velocity or turnover rate of Japan's broader money supply should also begin to increase, fueling growth even as the central bank restrains or even shrinks the quantity of money. When Japan's interest rates finally rise, perhaps in the third quarter, some very low-yielding investments may be priced out of the market. But new investments with higher returns are quickly becoming viable as Japan's growth prospects improve. And with deflation concerns fading, Japan's banks and savers are more likely to add to (rather than subtract from) the already-vast pool of ready-to-lend global liquidity
[title] Nikkei Stages a Relief Rally
Quitting 'Ultraeasy' Policy, It Turns Out, Wasn't 'Ultratough'
The Wall Street Journal, Mar 10, 2006
While Japan's central bank yesterday did announce an end to the ultraeasy policy of flooding the financial system with cash, investors appeared relieved after the bank reassured investors it wasn't slamming shut the tap entirely. It has used the excess money to try to spur economic activity during Japan's long economic slump, and the policy reversal reflects increased confidence that a seven-year battle against deflation has been won.
■ 他方、株価水準として日本株を見れば、
・ 日経平均PBR 2.55倍 (3月24日)
・ 日経平均PER 22.59倍 (3月24日)
・ 東証1部 全銘柄株式益回り (3月24日)
3.13% (実績) 4.28%(予想)
以上 【ABI】市場のツボ (毎日配信)より
他の海外市場、他の金融資産と比較しても、リスク・リターンで考えて、日本株は全く割高ではありません。
■ このような状況下では、投資家は、どのような戦略を取るべきでしょうか?
(金融システムが崩壊すると思われていた当時の日本に対して
海外投資家は空売りを仕掛け一儲けしました)
■ まず、金利上昇で世界が注目するのは、【日本の財政】です。
金利が上がると、借金返済は大変になります。
国の毎年の税収は44兆円、支出は84兆円です。
その差額を国債発行という借金で賄います。
その借金を引き受けているのは日銀と銀行で、
2004年の全国銀行保有国債残高は108兆円(99年は46兆円)
2005年の日銀国債保有残高は98兆円(同じく69兆円)
との状況で、国は借金が大量にあります。
さて、国にお金を貸している銀行に、
お金を貸しているのは、個人です。(預金という形で)
つまり、
個人の現金
⇒銀行への貸付へ=「銀行預金」
⇒国への貸付へ=「国債」
⇒ 国は借金過多に。
■ 国の借金は、「増税する」か、「インフレ」にするか、
のどちらかで解決できます。
大きなトレンドで考えると、デフレを脱却したのだから、
軽いインフレの状況にトレンドが変化します。
■ 国の方向性としては、巷の「国家破産本」のようにハイパー・インフレはさすがにスグには起こらないとしても、借金に対応する為には貨幣価値を下げる方向(=インフレ)に向かわざるを得ないと合理的に考えることができます。
政府はデフレ終了宣言を90年代末に発表しましたが、海外は全く反応しませんでした。今回のデフレ終了は、海外から見て、【本当にデフレ終了】というトレンド変換に見えています。
その結果、資産価格が上昇するので、株高は続くだろうと海外投資家からは、見えていますし、MA投資もそのように考えています。
■ 「預金から投資へ」という日本政府の近年の政策は、
『やっぱり将来インフレにして財政問題を解決するつもりだから、
自国民に現金ではなく、金融資産を持たせようとしているのだろう。
国民思いだな・・』 と言えなくも無いでしょう。
・小泉政権が圧勝して郵政民営化を図ることも・・
・都銀をつぶしてメガバンクに集約させたのも・・
(金利上昇後、債券が下落してその含み損に耐えれる超巨大金融機関が無いといけないから)
・銀行で株式販売が解禁されたのも・・
・ペイオフ解禁で銀行預金から投資へマネーを動かそうしているのも・・
・6月の商法改正で海外企業による日本企業買収がよりやり易くなったのも・・
(経営者が株高を目指さざるを得ない)
すべては
【将来インフレに国民が巻き込まれても、株を保有していれば、国民の傷が最小限になるための布石】
として、一貫したロジックだと理解することができます。
■ 100円持っていて、適正価格の100円のモノを保有しておけば、インフレが進み貨幣価値が減少したとしても、そのモノが例えば200円になるので、問題がありません。
逆に、100円を現金でタンスに持っていても、回りのモノが200円になれば、実際は50円損したのと同じです。現金を保有しておくのは、リスクになります。
地価も反転の傾向を見せています。バブルの入り口論も盛んです。
資産価格の上昇が実体経済(特に内需)に好影響を与えるという循環に入ったと見ています。
従って、今回の金融緩和解除・利上げによって多少、株はふらふらするとしても、今後の方向性としては、資産バブルの方向である為、2005年に取ったポジションは、ホールドが基本です。
■ 大事なキーワードは、
【デフレ終了後は、現金を保有するのは損】
【国家が儲かるパターンと、全く同じ方向のポジションを取ると、長期的には有利】
【資産を保有すべき】
資産と言えば不動産ですが、不動産は2008年の不動産ファンド・バブル崩壊で1回は暴落せざるを得ないでしょうから、それまでは流動性の高い株式が良いと思います。
2005年の投資戦略レポートで不動産銘柄で未だにホールドしているものがありますが、それは、適切な価格で仕込めた不動産株は、そう簡単に売ってはいけないからです。
■ さて、【資産を保有する】とは、どういうことでしょうか?
それは、手元の現金を、より価値があるモノに変えるということです。
価値を見抜く投資が必要になります。
以上、基本的なことをダラダラ書いてしまいました。
賢明な会員様には言わずもがなだったかも知れません。
2006年3月期が終わりましたが、来期も弊社をよろしくお願いします。
---------(以上 MA投資 会員様向けメールより抜粋)---------
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