効率的市場仮説
どこでも習うことの1つに「効率的市場仮説」というものがある。
シカゴのE.ファーマ教授によるこの仮説に基づけば、個人投資家の営みは以下の通り否定される。
効率的市場「仮説」とは、現在の資本市場においては「情報が瞬時に市場に織り込まれる」ため、「他人に抜け駆けてリターン」を得ることはできないというものだ。
誤解を恐れずこの仮説の結論を言えば、
1.ウィーク・フォームの市場効率性
過去の収益率や株価チャート分析では利益を上げるのは無理
2.セミストロング・フォームの市場効率性
経済ニュースに基づく取引で利益を上げるのは無理
3.ストロング・フォームの市場効率性
インサイダー情報を活用しても、投資信でプロに任せても、市場平均以上の運用は無理
(=この立場を取るのがパッシブ運用のファンドで、日経平均並のパフォーマンスを狙う)
というものである。そしてこの仮説は実証されているのである。
言い換えれば、個人投資家の9割が市場で負けるのは、合理的とも言えるのだ。
さて、上記の文章のカギカッコ「 」を見て欲しい。
「情報が瞬時に市場に織り込まれる」(情報)
「他人に抜け駆けてリターン」(知性)
これが仮説の前提である。
では現実の社会ではどうだろう?
12月末に近づくと、年金ファンドは保有してる「格好が悪い銘柄」を処分することをご存知ですか?
この情報は個人投資家を含む市場参加者全員に織り込み済なのだろうか?(情報)
同じ中学校で同じ先生から同じ教科書で全く同じ日本史を学ぶ。
日本史のテスト成績は生徒全員、同じ点数だろうか?(知性)
このような 『非効率的 市場現実』に着目するのが
バフェット・オニール・グリーンブラッド・ジョージソロスのような
投資家であり投機家ではないでしょうか?
MA投資が勝手に思うところでは、
「知性と情報と収益は同じ場所に宿る」
この立場に基づき投資戦略を立案するのがM&A投資法です。(つづく)
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