ブログで注目の日本フエルトが上昇(+9.6%上昇中)

2004/12/28

日本フェルトは村上ファンド(M&Aコンサルティング)が株主の会社で、私達の「M&A投資法」が良く分かると思い、以前ブログで紹介しました。10月13日の記事 「株主の利益を追求するファンド」

『日本フエルトの経営陣が目を覚まし、株高策を講じるのか?
それとも村上ファンドの意向により、株高策を取らされるのか?

もしくは何も無く、終わってしまうのか?』と書きましたが、




株価は、ブログ掲載当時の520円から
あまり下がることも騰がることもなく推移し、
最近、570円(+9.6%)になりました。

結論から言えば、まだまだ騰がるでしょう。

理由は以下の通りです。

結論として、会社が株高策を取る方向で
話しが纏まりました。


同社は先月の取締役会で
?中国市場への攻め(業績のてこ入れ)
?配当性向50%を打ち出す(株主重視策)

を決議し、株主重視の体質に変身したため、
これがトリガーになり株価が動き始めました。

さて、?の配当は有りがたく貰うとして、
?の通りに同社は業績を伸ばすのでしょうか?


まず、同社の置かれている事業環境・市場を見てみましょう。


同社の製造物であるフエルト(要は紙ですね)の消費量は
日本で243キロ/1人、対して、中国で30キロ/1人。

つまり、まだまだ中国でフエルトの消費の伸びる可能性が高い。

では、供給は? 

日本企業では日本フエルトと市川毛織の2社しか生産していない。
世界企業では欧米の4社しか生産していない。

つまりこの市場で戦う者は限定されている。新規参入する企業はない。
よって市場が伸びれば、特に苦労もなく、[市場の増加分]×[市場シェア]の
分だけ売上が増える。


さて、このような中、経営陣の「やる気」は?

同社は、経常利益今期予想12億円から
3年後に23%増益を会社は見込んでいるとのこと。


従来、株式市場では同社は0%成長の「終わった株」と看做されて
無視されていただけに、これはサプライズでしょうね。


日本フエルトへの投資は地味ではありますが、
企業の資本政策や体質が変わる変化・兆候を
捉えることができると、

低リスクでリターンをあげることができます。
(あせったり、急がなければ)

村上ファンドが日本フエルトの株主になった、という情報自体は
9月29日に報道されているのですが、

そこで慌てて急騰局面で株を買うのではなく、
企業を良く見て事業戦略を確認し、
今後予想される会社のアクションを踏まえながら
安値で拾えばよいのです。

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